詰将棋の魅力その79 「待宵」第5番


7手詰の問題。
真っ直ぐ上部に逃げ道をもっている玉をどう捕まえるか。
玉を自分の方に引きつけて、自由に行動をさせないようにするには、2五玉は絶対に許さない方針でいけばよい。



急いで1三金では、同玉と取られて失敗。
よって、初手は3三金。3三桂(2四玉は2二龍)の応手に、



1三金が急所の一撃。1三同香となって、以下、1二銀、2四玉、2二龍迄。



左右から連続の金打ちが印象に残る作品だね。