詰将棋の魅力その80 「待宵」第6番


17手詰の問題。大駒をバサバサ捨てる。



まず初手は、4四角と逃げ道に先着する角捨て。同歩の応手(3三香なら、1一飛成、同 玉、3三角成、2二歩、1二銀迄)に、



2一飛成と飛車も捨てる。同玉の一手に、3二銀、2二玉と進んで、



1二角成とすれば、3二玉と銀を取って逃げ、2三歩成、4一玉、3二銀、4二玉となって、



4三銀成が最後の決め手。以下、同玉、2一馬、4二玉、3二馬迄。



詰将棋の華、大駒の捨て駒がとても心地よい作品だね。