Jリーグ大宮アルディージャ戦のオズワルド・オリヴェイラ監督のコメント

マルキーニョス不在の早い時間帯での失点についてのコメントと、ハーフタイムの指示は?


「1つ目の質問については、サッカーでは事故がよく起こり、ミスから失点することもあるが、それを繰り返してはいけないことを教訓としないと。けが人が出て一瞬集中力が欠けたが、その後のプレーが重要だった。
2つ目については、相手が早い時間に2点目を取って、守備固めをするだろうと予想された。ハーフタイムでは選手たちの焦りを感じたので、落ち着いてと言った。相手は先制し中を固めてくるので、サイドを使うことと、サイドチェンジを要望した。また、スピードアップするタイミングを意識するように言った。後半、何度かチャンスは作れたが、結局は相手のプランにはまったと思う」



攻撃しつつも、崩しきれなかった原因は?


「サッカーには色々な戦法、やり方がある。色々な選手の組み合わせ、スタイルがあるし、それぞれの好み、条件とか必要性がある。やっているのは機械ではなく人間。自分の感性で今日は大丈夫だろう、良い調子だろうと思っても、その判断がいつも正しいとは限らない。もちろん、良い準備をして送り出すが、結果は良いときも悪いときもある。サッカーは強いものが勝つというルールもなく、毎試合完璧というルールもないから面白い。ただ、シーズンを通して安定した力を発揮したチームが優勝する。人間がやっている以上、それも18人でやることなので、色々な浮き沈みを少なくできたチームが優勝に近づく。事故の日もあれば良い日もある。今日は事故の日だったと思う」



アウェイで苦戦が続いているようだが、ホームとは違う環境だからということか?


「報道内容は皆さんの自由だし、どういう見方から結果を報告するのかはみなさんに任せること。ただ数試合を見ただけで、こういうことだと判断するのは、少し『筋』が足りないのではないか。数字を並べると、読む人はそれだけで判断するから、記者はもっと考えてもらえればと思う。この数試合で不調といわれると不可解。34試合終わったところで、どうなったかを見るべきだ、と個人的には思う。」


テレビ観戦していても、まさに「今日は事故の日」という感じだったね。
優勝を目指して、「色々な浮き沈みを少なくできるよう」調整を重ねてほしいね。