詰将棋の魅力その85「待宵」第11番


11手詰の問題。

初手は、1三からの脱出を防ぐ3一角。
同玉では頭金までなので、1二玉の一手に、2四桂と、わざわざ上方への逃げ道をつくってあげるようだが、



3四角と打ち、同龍となれば、後は角と金とのコンビで、2二金、1三玉、3二金、2三玉、2二角成迄。



2四桂から3四角は、2二に金を打ったときに、1三から上方に脱出をさせないための事前工作なんだね。奥が深いね。