菜根譚語録その18 澄み渡った秋空のような心

「人は心の中に物欲さえなければ、それでもう、心は澄み渡った秋空や雨の晴れ上がった海原のように明るい。また、身近に琴と1、2冊の書物さえあれば、これで憂いを消し心を清めることができるので、それでもう、身は仙人の住む郷にいるように脱俗の思いがする。」


なかなか物欲を完全になくすことはできないので、あれもこれもは望まずに、音楽や読書を心の糧にして、毎日を楽しく暮らしていきたいね。