詰将棋の魅力その104 何度目かの離し角の手筋 


「ドーンとチャレンジ9手詰」より。
初手、2二銀や2二角では詰まない。
よって、2三銀成とする。同玉の応手に、4五角の離し角が好手、3四歩の応手では同龍、1二玉、3二龍、1三玉、2三角成迄の駒余りとなるので、1三玉が正しい応手。



すぐに1二角成として、玉を危険地帯に誘う。以下同玉、3二龍、1三玉、2二龍迄。



前にも書いた「離し角の手筋」から、すぐに角を成り捨てるのが気持ちいいね。


7月13日付けの「詰将棋の魅力その28 離し角の手筋」はここから。

http://d.hatena.ne.jp/okawajunichi/20090713/1247437293