2009-10-03 詰将棋の魅力その115 「待宵」第36番 将棋 11手詰の問題。 初手は、3三銀と打診する。同桂右の応手に、 3一角成と潔く捨てる。同玉の一手に、3二金、同玉として、 2二飛と飛車まで捨てて、本当に詰むのか不安になるが、同玉の応手に、 3四桂が絶妙手。これまでの攻めは、すべてこの手を成立させるための事前工作だとわかる。以下、3二玉、4二金迄でピッタリと詰む。 途中何度も攻め駒が盤上からなくなるので、とてもハラハラする、面白い作品だね。