Jリーグ第1節鹿島対浦和オズワルド・オリヴェイラ監督のコメント

去年と同じカードでの開幕戦で白星発進。いまの気持ちは?

「非常にうれしく思っている。対戦相手としても申し分ない相手。高いレベルを持っていて、危険性のある相手。相手も気持ちが入った状態で来るだろうし、うちがしっかりとホームのアドバンテージを出せた。良いスタートが切れたのではないか。」


先日のACLFUJI XEROX SUPER CUPより、ずっとゴールの匂いが漂う試合ができていたが、その原因は?

「レッズは自分たちのやり方をやり通そうという姿勢が見受けられたし、そういう意味で非常に試合のおもしろみが増していたのではないか。レッズは自分たちのやり方で開幕に良いスタートを切りたいということで意気込んでくるだろうし、それをどう逆手に取るかを考えて試合運びをすればいいと言っていた。それがうまくできたのではないか。自分たちのサッカーをやり通したということは両チームともによかったのではないか。スタジアムだけでなくTV観戦をした方にとっても、非常におもしろみのあった試合だったのではないか。」


マルキーニョス選手が今日は非常にすばらしかったと思う。あらゆる面ですばらしかったと思うが、監督からするとどういうプレー、どういう動きがありがたかったか?

「いろんな要素ですばらしい選手。日本ではトップに入るFWの一人ではないかと思うし、チャンスをつくれるということは皆さんわかっていると思う。決定力があることもわかっていると思う。現代サッカーのFWは、ただ攻撃能力が高ければいいというのではなく、チームプレーという部分、守備ができるかどうかに尽きると思う。彼は攻撃に対する意欲と同じくらい、守備に対する意欲を持っている。同等、もしくはそれ以上かもしれない。それはすばらしいものではないかと思う。ああいう選手と仕事ができて、僕は誇りに思っている。」


素晴らしい試合になったのは、対戦相手のレッズのおかげともいえるのですね。素晴らしい対戦相手、積極的に戦う姿勢にも感謝をするようにしましょうね。