詰将棋の魅力その42 象戯力草第89番 


昨日に続き、初代大橋宗桂の作品。
小駒図式の23手詰。
ごく自然な形。並べてみてもあまりハッとする手筋はない素直な作品のような気がする。

手順は、3一銀打、1二玉、2二金打、1三玉、2五桂打、2四玉、3三銀打、同桂、2三金、同玉、3三桂成、1三玉、2五桂打、2四玉、3四成桂、同玉、3三桂成、2四玉、2五歩打、1三玉、2二銀、1二玉、2四桂打迄。 最後は一歩余って詰む。


せっかくなので、この作品でも3、5、7手詰をやってみよう。



3手詰め。銀の威力。



5手詰め。一歩千金。



7手詰め。どこに桂馬を成るか。


今の自分には、このくらいのレベルがちょうどいいみたいだね。