菜根譚語録その9

「世渡りをするには、先を争うとき人に一歩を譲る心がけを持つことが尊い。この自分から一歩を退くことが、とりもなおさず後に一歩を進める伏線になる。人を遇するには、厳しすぎないように、一分は寛大にする心がけを持つことがよい。この人のためにすることが、実は自分のためになる土台となる。」

論語にも、
「寛大な人は、多くの人の心をとらえることができる。」
とある。


寛大な心を保てるように心がけよう。