詰将棋の魅力その76 「待宵」第2番


きのうに続き、渡瀬荘治郎の作品から、5手詰の問題。


2方向への逃げ道を持っている形の基本形。
金と香の守りが強く、詰まなそうにみえるが…
初手、3一角と捨て、逃げ道をふさぐとともに、金の利きをずらす。作意は同金の応手(2二玉は2三金、2一玉、2二銀迄)に
3二銀が好手。1二玉と逃げて、2三金迄。(3二銀を同玉と取っても、3三金迄)



大駒の捨て方を学べる作品だね。