勝手に水戸検定合格講座 自然環境編その10

【問題19】
水戸には、光藻(ひかりも)を見ることが出来る場所があるが、光藻についての説明で、間違っているものはどれか?
①黄色鞭毛藻類に属する多細胞生物である。
②酸素の濃い場所や、光の当たっている場所に動いていく性質がある。
葉緑体をもち、光合成を行う。
④5〜9月の一時期、水面を金色に彩る。


正解は①。光藻は単細胞生物で、日陰の水たまりや、洞穴の中に群生し、本県では偕楽園下の洞窟や、常陸太田市金砂郷地区の西金砂神社の池などで見ることができるとのこと。
それにしても、四択から間違っているものを当てるのは難しいね。


【問題20】
水戸市にある次の樹木の説明で、間違っているものはどれか?
水戸市三の丸1−1に立つ銀杏は、樹齢300年と推定されている。
偕楽園の左近の桜は、偕楽園が出来た時に植えられたものである。
③六反田町にある六地蔵寺のシダレザクラは、樹齢170年とされ、光圀公が鑑賞した桜の子孫と考えられている。
④水戸八幡宮にある天然記念物の御葉付公孫樹(おはつきいちょう)は、樹齢700年と言われる。


正解は②。左近の桜は、徳川斉昭公夫人の登美の宮が降嫁の時、仁孝天皇から下賜されたのがはじまりだが、初代は枯死し、二代目は、京都からの根分けのもので、昭和38年3月に植えられたもの。
なお、樹齢500年とされる大戸の桜(ヤマザクラ)は茨城町にある。

六地蔵寺には時々行くけど、あそこの桜には昔からのいわれがあったことは知らなかった。これからはよく観察しようね。