詰将棋の魅力その105 「待宵」第28番


9手詰の問題。
初手は、3一銀と打つ。2三玉の応手に3二龍と捨てて、同玉の一手に、



2一銀と下から迫る。2三玉の逃げにも…



1二銀不成とさらに下から迫って、同玉、2二金迄。



銀の特性が際立つ作品だね。
また、2六、3六の歩と持ち駒の金が、玉が2四に逃げるのを阻んでいるのが分かるね。