詰将棋の魅力その119 銀の割り打ち


「ドーンとチャレンジ9手詰」より。
初手、2一角では1三玉で不詰。
よって、2一銀と打つ。1三玉の応手(1一玉なら3三角、同飛、2二香成で詰む)に、



3一角が好打。同飛と飛車の防御力を弱めて(ここで2二歩合なら1二銀成、同玉、2二香成、1三玉、2三成香迄)から、1二銀成と捨て、同玉に2二香成として、1三玉の逃げに2三成香迄。



最初の銀の割り打ち、そして最後の成香の後ずさりが印象的な作品だね。