詰将棋の魅力その120 意表をついた金打ち


「塚田詰将棋代表作」より、5手詰の問題。



初手、5一とを取られてはいけないので、3三角と打つのは当然の着手。
同玉の応手では4三金までの早詰となるので、3二玉とかわす一手。



ここで、4二金の追い打ちが詰み形に持ち込む手。
以下、同銀、2二角成迄。
(なお、4手目に、2一玉と逃げると、3一金、同玉、2二銀成迄の二手長の駒余り)



4二金の手触りが作者のお気に入りとのことだ。