我慢強く

アラン「幸福論」の一節。


「人生にはこうした生き生きとした、しかも一銭もかからない楽しみがいっぱいある。でも人はそれを十分には楽しんでいない。あらゆる国の言葉で、あちこちに貼り紙を出す必要があろう。目を開いてごらん。楽しみを味わいなさいと書いて。」


つまらぬことで怒りっぽくならず、行動の仕方を学び、自分に親切であること、自分の友人となるようにしよう。


理性的、しかるべき時まで情念を抑制できる人となって、ひとたび道が開かれれば、突然つばめのように通り抜けていく冷静な人物になりたいね。


『静かに行く者は健やかに行く。健やかに行く者は遠くまで行く。』