詰将棋の魅力その44 象戯造物第2番 


初代大橋宗桂(初代名人)の作品。
15手詰。
初手、3二香成に1二玉の応手。(1三玉は、2二銀、1二玉、1三金、同桂、2一銀!迄の早詰め)



3手目は2二金と重く打つ。1三玉の逃げに、2三金とあくまでも追いかけるのが好手。
同玉の一手に…



2四銀打ちが決め手(だと思う。)
1二玉と逃げるが…



1三歩打ちと迫り、同桂の応手で3三への桂の利きをなくし、
2三銀成と成り捨て、同玉に3三馬、1二玉、2二香成で詰上がり。


私は今指し将棋をやらないけど、指し将棋をやる人には実戦に役立ちそうな渋い手筋がたくさんあるね。