2009-07-26から1日間の記事一覧

詰将棋の魅力その47 王様殺人事件第1問 

下で紹介した問題に類似した問題を見つけた。 伊藤果、吉村達也共著の「王様殺人事件」第1問。 17手詰と長い問題。 途中までは簡単に紹介。 初手から2五桂、2四玉、 3四飛、2五玉、 3六金(金が斜め下に利かないため、2七への脱出が気になって打ち…

詰将棋の魅力その46 王と金との追いかけっこ 

7手詰の作品。 初手、金をどこに打つか。 正解は、2六金。ここから、玉と金との追いかけっこが始まる。 1七玉、2七金、1八玉、2八金、1九玉に… 2九金でピッタリと詰上がり。 金が斜め後ろに利かないため、本当に詰んだのか不安になる。 なんとも面白…

中村俊輔「察知力」

ずっと天才肌のプレーヤーだと思っていたが、この本を読んでだいぶ印象が変わった。 もちろん、もともとフリーキックなど、天才的な技術はもっている人だと思う。 がそれだけでは満足せず、青年期の反省から、「得意なプレーだけに頼っていては置いていかれ…

八卦堂特別公開

水戸藩開藩400年記念事業のプレイベント、弘道館敷地内にある八卦堂の特別公開に行ってきた。 八卦堂には、水戸藩第9代藩主徳川斉昭公が創立した弘道館の建学精神を象徴する、「弘道館記碑」が納められている。 「弘道館記」には、忠孝一致、文武一致、…

詰将棋の魅力その45 象戯造物で3、5、7手詰 

3手詰。馬の威力で逃げ道をふさぐ。 5手詰。上手く駒を捨てて寄せのかたちをつくる。 7手詰。まず、守備の要の利きを弱める。 暗記するくらい繰り返して学ぶことが大事だね。

詰将棋の魅力その44 象戯造物第2番 

初代大橋宗桂(初代名人)の作品。 15手詰。 初手、3二香成に1二玉の応手。(1三玉は、2二銀、1二玉、1三金、同桂、2一銀!迄の早詰め) 3手目は2二金と重く打つ。1三玉の逃げに、2三金とあくまでも追いかけるのが好手。 同玉の一手に… 2四銀…