詰将棋の魅力その75 「待宵」第1番


棋聖天野宗歩の弟子である渡瀬荘治郎の作品から、7手詰の問題。


初手は、後に銀で斜め後ろから攻められるよう、桂を釣り上げる1三銀。同桂の一手(同玉は1四金、2二玉、2三金迄)に、



1二金と捨て駒をして、同玉の一手(同玉は2一銀成迄)に、
事前工作の効果で2一銀不成と出来、2二玉、3二金迄。



金、銀の使い方が学べる作品だね。