詰将棋の魅力その103 「待宵」第26番


19手詰の問題。
初手は、2四桂。1一玉では、1二金、同龍、同桂成、同玉、3二飛、2一玉、2二と迄の駒余りの早詰なので、同龍と取る。
3四角と龍を誘うが2一玉と逃げる。



ここで4三角成として1一玉の応手に、2二金と打って同龍、同とと、飛車を入手する。以下、同玉の応手に、



4二飛と打って収束に向かう。2三玉と上方に逃げるが、3二飛成と追いかけ、1四玉とさらに逃げても、



1五歩と打って足を止めさせ、同玉、3五龍で一間龍のかたちが実現。以下、1四玉、2五龍迄。



ちょっと長いけれど、一連の流れをそのまま覚えておきたいね。