詰将棋の魅力その106 「待宵」第29番


13手詰の問題。
初手は3三銀と桂の利きに銀打ち。1二玉の逃げに(同桂では、同龍、1二玉、2一銀、1三玉、2五桂迄の早詰)1三龍と迫る。同玉の一手に、



2二銀打と斜め後ろから回し蹴り。1二玉と逃げても、



2一銀不成と桂を取りながら再び迫り、同玉の応手に、3二と、1二玉、▲2二と、1三玉となって、最後は2五桂迄。



前作に引き続き、銀の性能を学べる作品だね。
また、後半のと金の使い方も参考になるね。