詰将棋の魅力その108 「待宵」第31番


9手詰の問題。最後に香の利きが活きる。
初手は、8二龍。8四玉の一手に、



7三龍としつこく迫る。8五玉では7五龍迄の早詰なので、同玉と取るしかないが、



7四歩と叩いて、8四玉の一手に、9三角成として収束に向かう。以下、8五玉に7五馬迄で、馬の強力な性能と香の利きのコンビでピッタリと詰む。



龍と馬のうまい使い方(前にも書いたかもしれないダシャレ?)を学べる作品だね。