詰将棋の魅力その110 「待宵」第33番


13手詰の作品。
初手6三銀で上手くいきそうだが、同金、同桂成、同玉、6一飛成、6二歩、5二角成、5四玉で不詰。
よって、6一飛成と大駒でせまる。8二玉に、6二龍と金りながらさらにせまる。9三玉の逃げ(7二香の合駒は、8三桂成、同玉、8四金、9二玉、8三銀迄の早詰)に、



8二龍と捨てる。同玉の応手(9四玉は、8三龍、9五玉、8四龍、8六玉、7七銀、8七玉 、8八金迄)に、8三桂成と続けて捨てる。同玉の一手に、



6一角成が決め手。7二香と合駒するが、8四金、9二玉、8三銀迄。
(歩余り)



前半、龍の活用法が学べる作品だね。