詰将棋の魅力その111 「待宵」第34番


13手詰の問題。
初手3二と、も手が続くが、1一玉、2二金、同金、同と、同玉、2一金、1二玉で不詰。
よって初手は、大駒を活用する3二馬。1二玉の一手に、2三馬と金を取りながら馬を捨てる。同玉の応手に、



1四金が好手。同歩の一手に1三金として、玉を危険地帯に呼び込む。同玉の一手に、



1四歩から収束に向かう。以下、2二玉、1三歩成、1一玉、1二と迄。(歩余り)


歩頭の金打ちがハッとする作品だね。