2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧
この3連休はずいぶん詰将棋を鑑賞した。 そのうちに、自分でも簡単な問題はつくれるのではないかと思えてきた。 その勢いで作ったのが上の作品。 作品と呼べるほどのものではないが、作っているときはとても楽しかった。 5手詰。 捨て駒のない問題。 3三…
「塚田詰将棋代表作」より。 5手詰の問題。 初手は歩を軽く突き出す。 同馬に、1六飛捨てが巧妙な一手。 ここで2六銀は1六玉で失敗となる。 こうして玉方の応手を打診。 同歩の応手に2六銀で詰上がり。 徐々に逃げ道をふさいでいく感覚が面白いね。
「心を打たれるような身に沁むような古人の書をわれを忘れて読みふけるときに、人間は生きるということは誰もが知る体験である。それを積んでおると次第に時間だの空間だのという制約を離れて真に救われる。いわゆる解脱をする。そういう愛読書を持つことが…
近くにこんな美味しい店があることに感謝しながら、久しぶりに夜、家族4人で出かけて行く。 7時半頃店に入ると、どんどんお客さんが来て、店の中はすぐ満員に。 遠くからラーメン食べ歩きで来たような若者もいる。よかったね、君たちの期待は決して裏切ら…
「友人と交わるには、利害打算からでなく、少なくとも三分がたの義侠心を持ち合わせていなければならぬ。また、ひとかどの人物となるには、世俗に流されるのではなく、少なくとも純粋な一点の本心は残しておかねばならぬ。」 論語には、 「友達とのつきあい…
【問題9】 偕楽園下の洞窟は、どのようにできたか? ①笠原水道用の石の採掘のために作られた ②那珂川との水のやりとりのために作られた ③戦争中、防空壕として作られた ④二酸化炭素が溶け込み、酸性となった雨水が、地層中の石灰分を溶かして空洞となった …
ちばあきお原作のアニメDVDを茨城県立図書館で借り、第1話を視てみた。 なつかしい。小学校から中学校の頃、床屋で少年ジャンプを熱心に読んだ記憶がよみがえった。 いわゆるスポ根の野球漫画。 初代主人公谷口は、どこにでもいる引っ込み思案のお人好し…
「塚田詰将棋代表作」より。 5手詰の問題。 まず、逃げ道をふさぐことが先決。 玉方の応手によって俗手の好手が出る。 初手は2三飛が、最終手を見越した急所の一撃。 他の位置からでは、最終手の5三飛成がみられず、うまく詰め上がらない。 2三同銀は、…
犬はとても暑がりだ。 一年中毛皮を来ているんだから、あたりまえだが。 我が家のハッピー(メスのゴールデンリトリバー)も、もう夏バテ気味。 妻が、涼しくなってから大洗サンビーチでハッピーを水浴びさせようという。 毎年、夏は海か川でハッピーを遊ば…
第2問を1手、3手、5手、7手、9手詰として解いてみる。 1手詰。 これは簡単。 3手詰。 大駒の利きのないところに、じゃま駒の角を捨てる。 5手詰。 持ち駒を使って、玉を下段へ落とす。 決め手は角捨て。 7手詰。 大駒の利きを避けて、手を続けるた…
将棋世界の7月号付録より。第1問。 初手は遠見の角、▲1三角。 これは反射的にわかった。 2手目△2二歩は、▲4一飛、△3二玉、▲4二飛成以下駒余りで合駒は効果なし。 よって、△3二玉。 3手目は▲3三銀。玉を危険地帯に呼び込む絶妙手。 この手が発見で…
佐藤康光「5級からの詰将棋81」より。 5手詰の問題。 逃げ道のある形で、穴封じの方法。 穴封じの問題なので、飛車が持ち駒となっている。 (問題によっては、角、香も持ち駒となる。) 玉を4二から5三に逃してはいけないことはわかる。 かといって、…
久しぶりに掲載してみる。 【問題7】 千波湖は、昔、今よりも3倍も面積があった。今の大きさになったのはいつか? ①室町時代 ②江戸時代 ③明治時代 ④大正時代 正解は④。私は③としてしまった。 江戸時代には、水戸城の要害をなし、桜川を抱き込み、長さ3.…
水戸黄門で有名な徳川光圀は、第2代水戸藩主で、初代藩主徳川頼房の第3子。 笠原水道の開設などの藩政に尽力するとともに、史記に倣って、「大日本史」の編纂を開始した。 今日は、光圀の言葉を取り上げてみる。 1 苦は楽しみの種、楽は苦の種と知るべし…
「詰将棋手筋教室」より。 7手詰めの問題。 誘い込む手筋(阻止の手段)の原理図。 3二玉は、2二から1三と逃げ道を持っている。 仮に4二金打ちとすると、2二玉、3一角、1二玉で、残り桂一枚では望みなし。 また、いきなり4一角は愚の骨頂。 しかし…
相手に押し込まれた時間が多い中、2-2 という結果をどう評価するか? 「ゲームコントロールできる条件でありながら、自分たちからリズムを崩し、スペースを大きく与えてしまったのは残念。エスパルスは、スペースを与えればチャンスは作れるし、決定力を持っ…
徳川家康の言葉。1 人の人生は、重き荷を負うて遠き路を行くが如し。急ぐべからず。 1 不自由を常と思えば不足なし。 1 心に望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。 1 堪忍は無事長久の基。 1 怒りを敵と思え。1 勝つことばかり知りて負くるを知ら…
ちょっと間があいたが、掲載してみる。 3手詰。 6二飛不成の効果で、歩が打てる。 5手詰。 飛車と角、どちらを捨てるか。 7手詰。 大駒で迫る。打ち歩詰を回避する工夫が必要。 こまかくみてみると、基本手筋の積み重ねであることがわかるね。
第一 節制 飽くほど食うなかれ。酔うまで飲むなかれ。 第二 沈黙 自他に益なきことを語るなかれ。駄弁を弄するなかれ。 第三 規律 物はすべて所を定めて置くべし。仕事はすべて時を定めてなすべし。 第四 決断 なすべきことをなさんと決心すべし。決心したる…
アラン「幸福論」より。 憂鬱な人に言いたいことはただ一つ。「遠くをごらんなさい。」 憂鬱な人はほとんどみんな、読み過ぎなのだ。 人間の眼はこんな近距離を長く見られるように出来てはいないのだ。 広々とした空間に目を向けてこそ人間の眼はやすらぐの…
15手詰の問題。 初手から▲5二角成、△同歩に、3手目は今取った角を打つ▲5三角、これが名手。 もし、6三飛成なら7一玉、また6三桂成なら5一玉で逃れ。 5三角打は同歩なら6三桂成。同玉なら6三飛成なので、玉は逃げる一手で△7三玉。 7二玉(変化…
図書館から借りてきた「内藤(九段)の詰将棋」をパラパラめくる。 7手詰めを試しに解いてみる。 たまたま易しい問題にあたり、自力で解けて嬉しくなった。 初手2二銀が軽妙な打診の手。 同金に飛車を切って玉を引き戻し、金押し(こういう言葉があるんだ…
後半早々、川崎が積極的に選手交代で仕掛けてきたが、監督の判断は? 「前半から4枚のDFの前にボランチを構え、残りの5人で攻撃を仕掛けてくるというプランが見えていた。後半は、レナチーニョを入れ、攻撃的な役割、積極性を出してくることが予想できた。…
「塚田詰将棋代表作」より。 5手詰の問題。 1四角が受けによく利いている。 この守備駒を避けながら詰ませることが必要。初手3一銀が、3手目の1二角捨てをみた好手。 1二角は飛車を取らせない絶対手。 こうして飛車にひもを付けるんだね。 同香に2四…
死中活有 苦中楽有 忙中閑有 壷中天有 意中人有 腹中書有 せっぱ詰まった死の中に活がある。時には死んだつもりになって頑張りたい。 「身を捨てて浮かぶ瀬もあれ。」 苦しみの中に初めて本当の楽しみがある。 楽ばかりでは人を退廃させるだけ。 忙しい人の…
「ひとかどの人物になるには、格別なにも高遠な事業をなさずとも、名利の俗念さえ払い落とすことができれば、それでもう名士の仲間入りである。また学問をするに当たっては、格別なにも学識を増しふやす工夫をしなくても、外物によって心が煩らわされること…
「詰将棋手筋教室」より。 11手詰、古作物の傑作問題。 香車が4本しかないので、角を香に変換できれば成功。 まず、5二香で、玉の行動を半分に制限。 3二角打ちから2一角成と捨てるのがポイント。 こうして角を香に換えることができて解決。 香を3本…
「塚田詰将棋代表作」より。 5手詰の問題。 初手は、角打ちか、飛車打ちか迷うところだが、正解は、香頭への飛車捨て。 同玉に、3四角と離し角の手筋で詰め上がり。 2手目、同香なら、2四角迄の早詰め。 平日はあまり時間がとれないけれど、寸暇を惜しん…
第1番に続いて掲載してみる。 3手詰め。 これは簡単かも。歩と香、どちらを先に打つか。 5手詰め。 これはちょっと悩む。質駒を上手く使う方法を考える。 7手詰め。 正直、今の自分のレベルでは、知らなきゃ解けないと思う。 銀を金に変える方法を考える…
25手詰め。 最初に、大事そうな4四龍を▲4二龍、△6二玉、▲5一龍と捌き捨てる。 そして、△5一玉に▲2四角と、玉方3五龍にぶっつける遠角を放つ。 玉方の3五龍は強力な守備駒。 これが移動すると4三桂、6二玉、7四桂、7三玉、6五桂で簡単に詰む(…