2009-08-18から1日間の記事一覧

河口俊彦著「大山康晴の晩節」

お盆休み中に読んで、大変深い感銘を受けた本。 平成4年に69歳で亡くなるまで順位戦A級を守り続けた稀代の勝負師は、常に高い目標を掲げ、それを達成するために全力を尽くす努力の達人であったことがとてもよくわかる。 若い時には木村義雄や升田幸三に…

詰将棋の魅力その74 詰図揺籃集より 

田邊重信「詰図揺籃集」より、17手詰の問題。 最初の数手に紛れが多く、英断を要する。 初手2三桂は絶対手で、同香と香を釣り上げ、 3三角打ちから、同金、 2二龍、同玉、 3三龍と、もう一枚の龍で金を入手するまでの手順がわかりにくく、巧妙なねらい…