詰将棋の魅力その77 「待宵」第3番


3日続いて同じ作品集から7手詰の問題。


初手、3五角や3五金と上から攻めるのは上手くいかない。
よって、初手は1三角。2五玉の一手(1三同玉は2三金迄)に3五角成が決め手。1六玉と歩を取って逃げるが、1七銀と退路をふさぎ、同金の応手に2六金の腹金で詰む。



角、馬の性能の良さがよくわかる作品だね。

詰将棋の魅力その76 「待宵」第2番


きのうに続き、渡瀬荘治郎の作品から、5手詰の問題。


2方向への逃げ道を持っている形の基本形。
金と香の守りが強く、詰まなそうにみえるが…
初手、3一角と捨て、逃げ道をふさぐとともに、金の利きをずらす。作意は同金の応手(2二玉は2三金、2一玉、2二銀迄)に
3二銀が好手。1二玉と逃げて、2三金迄。(3二銀を同玉と取っても、3三金迄)



大駒の捨て方を学べる作品だね。

菜根譚語録その14 よく書物を読む者は

「よく書物を読む者は、喜びのあまり小躍りするようになるまで読んで、そうしてはじめて文字の末に落ちずに、真意をつかむことができる。また、よく事物を見る者は、心がそれに融合し一体となるようになるまで観察して、そうしてはじめて事物の形に捕らわれずに、真相を語ることだできる。」


小学には、
「天性、その才がすぐれていることは、必ずしもえらいものだと恐れる要はない。ただ、本を読んで深く尋ねる研究心の強い人こそ後生畏るべきものである。」とある。


中国の古典など一生かけて学び続ける価値のある本を、喜びのあまり小躍りできるようになるまで読む、研究心の強い人になれるよう努力しよう。


夕べ『荀子』を読んでいたら、とても面白くてためになる言葉がいっぱいだった。深く掘り下げてみたいね。

8/19Jリーグヴィッセル神戸戦 オズワルド・オリヴェイラ監督のコメント

神戸のDFについてはどんな印象を持ったか?


「鹿島が悪いとは思っていないし、いい試合をしたと思っている。チャンスを決めていればという試合だった。神戸は30秒くらいでラッキーな形で得点をしたが、その後は殆どの選手は倒れていたという印象。攻撃的なアクションをあまり起こしてこなかったように感じた。」


マルキーニョスがいないことで攻撃の指示ではいつもと違うことを言ったのか?


「前にいる選手が変われば、当然多少違う要求はしている。ただ、彼がいる、いない、で多少影響はあるのは最初から分かっていたが、大迫と興梠が出て勝っている試合もある。特に違和感なくゲームに入れたと思う。」


敗軍の将、多くを語らずだね。
大岩、新井場、ダニーロ、大迫、中田、田代、さらには佐々木と、総力戦で臨んだのは、後できっといい方に利いてくると思うね。