2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

マイルスに訊けその2 トランペットが下手だった

「若いころ、オレはトランペットがヘタだった。オヤジのあとを継いで歯科医になろうかと思ったほど、お粗末だった。毎晩、チクショーと思いながら吹いていた。ああ、毎晩だ。」 マイルスは、ディジー・ガレスピーのように華麗にはトランペットを吹けなかった…

マイルスに訊けその1 常に前進

中山康樹著「マイルスに訊け」が面白い。 そして、いろいろなところでためになる言葉がいっぱい。 時々、気に入った言葉を紹介してみる。 まずは、このフレーズ。 「音楽はボクシングのようなものだ。常に前進しつづけなければならない。」 マイルス・デイヴ…

詰将棋の魅力その119 銀の割り打ち

「ドーンとチャレンジ9手詰」より。 初手、2一角では1三玉で不詰。 よって、2一銀と打つ。1三玉の応手(1一玉なら3三角、同飛、2二香成で詰む)に、 3一角が好打。同飛と飛車の防御力を弱めて(ここで2二歩合なら1二銀成、同玉、2二香成、1三玉…

詰将棋の魅力その118 「待宵」第39番

23手詰の問題。 初手から、6二銀、8一玉、8二歩、同玉と進んで、 7三銀不成と不成でいく。そのわけはだいぶ後になってわかる。9三玉の応手に、 9二桂成と捨て、同玉の一手に、8二金と打つ。9三玉と逃げるが、 8三金と銀を取りながら迫る。同玉と…

今日の最善手

先週後半から風邪をひいたのか体調が優れず、今日は少し仕事を早く終えて病院へ。 先生にインフルエンザの心配を伝えたところ、「かかるのは若者だよ。」と一笑に付され、嬉しいやら、悲しいやら。 ともかく、一安心。今夜はゆっくり寝て明日に備えよう。

詰将棋の魅力その117 「待宵」第38番

9手詰の問題。 初手は、2四桂から入る。同歩の応手(1三玉なら1一飛成 迄)に、 2一飛成と捨てるのがいかにも詰将棋らしい手。同玉(1三玉なら2四銀成迄)に、 3二銀不成と守備駒の金を取り払い、以下、同玉、3三金、2一玉、2二金打迄。 桂馬が活…

勝手に水戸検定合格講座 歴史・史跡編その3

【問題25】水戸市にある愛宕山古墳に関する説明として間違っているものは次のうちどれか? ①茨城県内第1位の大きさである。 ②この地の国造(くにのみやつこ)の祖先である建借間命(たけかしまのみこと)の墓といわれている。 ③全長136メートルの前方…

詰将棋の魅力その116 「待宵」第37番

11手詰の問題。 初手は、3一飛。同銀では2三金迄となるので、同玉の一手に、4一飛と続けて飛車を捨てる。同金の応手に、 3二歩と叩いて、同玉と取らせ(同金なら4一金迄)、4三金と打って、3一玉と逃げたところで、4一銀成と守備駒の金を取り払う…

中国語の面白さその6 「家」

しばらくご無沙汰していたが、6回目を書いてみる。 日本語では、「いえ」と「うち」の混用があり、また、「いえ」といっても人が住むための家屋を指しているのか、自分が家族とともに寝起きする家庭を指しているのかはっきりしない。 一方、中国語では、建…

散歩の効用

ここ数日、風邪気味のせいもあり、どうも気分がスッキリしなかった。 今日も朝、潮来まで母の見舞いに行って、帰ってきてからは家でゴロゴロと冴えない週末になりそうな気配。 夕方になってから、このままではいかんと一念発起し、駅の丸井迄、将棋世界を買…

詰将棋の魅力その115 「待宵」第36番

11手詰の問題。 初手は、3三銀と打診する。同桂右の応手に、 3一角成と潔く捨てる。同玉の一手に、3二金、同玉として、 2二飛と飛車まで捨てて、本当に詰むのか不安になるが、同玉の応手に、 3四桂が絶妙手。これまでの攻めは、すべてこの手を成立さ…

詰将棋の魅力その114 3手詰の基本に戻る

「3手詰ハンドブック2」から。初手、2五金では、1三玉、2四金、2二玉となり詰まない。 2五龍が妙手。同歩の応手(1三玉なら2四竜迄の駒余り)に、2四金迄。 歩頭に龍捨てが快感の作品だね。

安岡正篤語録その9 感激の対象

「絶えず熱中する問題を持つこと、即ち感激の対象を持つことだ。子供が大病の時、父母は飲食がのどを通らないということは、誰しもが経験することだ。これはもとより好ましい場合のことではないが、この平凡な事実を良い方面に心がければいいのだ。人生は退…

詰将棋の魅力その113 「待宵」第35番

11手詰の問題。 初手、3二とから、1三玉、1二金、同玉と進み、 1四香と迫って、1三金打の応手(1三歩の合駒なら、1一金、同玉、1三香不成、同金、3三馬、1二玉、2二と迄で詰む)に、 1一金と下から打ち、同玉の一手に、 1三香不成として、同…